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Fevzi Lutfi Karaosmanoglu(G3)を振り返る

今回はトルコの3歳戦重賞のFevzi Lutfi Karaosmanoglu(G3)です。トルコにおける王道三冠路線が下のようになっていて、このレースが芝1700mなので三冠の前哨戦とも言えるかもしれません。ということもあってか17頭立てと賑やかです。

  • Erkek Tay Deneme (Turkish 2000 Guineas) 5月 芝1600m
  • Gazi Derby 6月 芝2400m
  • Ankara Stakes (Turkish St. Leger) 9月 芝2800m

注目はディヴァインライト産駒のMY BABOSです。ここまで8戦1勝と成績だけ見るとイマイチですが、2走前に未勝利を勝ち上がり前走も2着と勢いはあること、その前走が2000mで距離に不安のないこと、未勝利の時に芝でもそこそこ走ってること、あたりを加味されたのか5番人気と結構期待されていたようです。

レースはそのMY BABOSが好スタートを決めて逃げる展開。シャドーロールを付けた6番の馬です。7番にからまれて楽な展開とも思えないし4角では早くもムチが入りこりゃ厳しいかと思いきや直線では驚異の粘りを発揮し半馬身差の2着に入りました。

2年前に同じディヴァインライト産駒のRENKが今回と似た条件の重賞(距離だけが1800mと今回と異なる)を勝ってErkek Tay Denemeを3着、Gazi Derby優勝と三冠路線で活躍したのでMY BABOSにも期待できそう。やっぱり王道路線に活躍馬が出ると一年が楽しくなりますね。

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www.tjk.org

 

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