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SA Classic(G1)を振り返る

今回は4/1に行われた南アフリカの重賞SA Classic(G1)です。南アフリカの三冠を構成するレースの1つです。南アフリカの三冠体系は

南アフリカ三冠2015

Cape Guineas/Fillies Guineas or Gauteng Guineas/Fillies Guineas
SA Classic/Fillies Classic
SA Derby/Oaks

DREAM SCHEMEより引用

となっているようなのでSA Classicは二冠目です。もう少し調べてみると

  • 一冠目のギニーは芝1600m、ケニルワースのCape Guineas/Fillies Guineasは12月でG1、ターフフォンテンのGauteng Guineas/Fillies Guineasは2月下旬~3月上旬でG2
  • 二冠目のクラシックはターフフォンテン芝1800m、3月下旬~4月上旬でG1
  • 三冠目のダービー/オークスはターフフォンテン芝2450m、4月下旬~5月上旬でG1

となっているようで、すでに終わっているギニー路線は下のような結果。

  • Cape Guineas(G1) 1.WILLIAM LONGSWORD 2.GOLD STANDARD 3.TABLE BAY
  • Gauteng Guineas(G2) 1.JANOOBI 2.AL SAHEM 3.HEAVENLY BLUE

そして迎えるSA Classic。Cape Guineasの上位陣は不在でGauteng Guineas組の再戦の様相です。そのGauteng Guineasでは6着だったアドマイヤメイン産駒のUNAGIは当然侮られたようで人気薄(ブービー人気?)でした。

レース自体はGauteng Guineasの勝ち馬JANOOBIは先行し、UNAGIは道中内々の4番手を回る。直線真ん中あたりで満を持したかのようにUNAGIが先頭に立つ、がそこから結構直線が長く、道中は後方2番手にいたGauteng Guineas3着のHEAVENLY BLUEが最内から一気に抜け出し3馬身近く差をつけ快勝。2着にGauteng Guineas2着のAL SAHEMが入りUNAGIは4着、JANOOBIUNAGIから12馬身後方の5着でした。

負けたとは言え人気薄で見せ場は作ったこと、そして先行馬総崩れの中で踏ん張ったことは十分評価に値するかと思います。流れからSA Derbyに向かうかと思われますが更なる活躍を期待したいですね。

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