2月24日インド・バンガロール競馬場で行われたBangalore Juvenile Million (G3)はウインレジェンド産駒のSIR CECILが制しました。
Bangalore Juvenile Million (G3)は芝1400mの3歳戦。この時期の重賞は日本で言えばローカル2歳重賞ポジションなのでこれでクラシック一直線とは言えませんが、この先重賞組と下級条件組もかなり明確に別れるので重賞組に乗っておくことも大事という事は押さえておきたいところです。
SIR CECILはここまで1戦1勝。ただその1勝が余裕で抜け出し5馬身差をつける圧勝だったので今回は圧倒的一番人気でした。
レースは道中は最後方。直線に向いてから余裕の手応えで抜け出し2着に4 1/4馬身差をつけてデビュー戦同様の圧勝となりました。これでウインレジェンドはこの世代4頭目の重賞勝ち馬を出したことになります。
SIR CECIL | ||
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WIN LEGEND (JPN) | SUNDAY SILENCE (USA) | HALO (USA) |
WISHING WELL (USA) | ||
SHINKO NOBBY (USA) | NASHWAN (USA) | |
CHRISTABELLE (USA) | ||
ELUSIVE TRUST (IND) | ELUSIVE PIMPERNEL (IND) | WATTLEFIELD (GB) |
RIGHT STEP (IND) | ||
TRUSTWORTHY (IND) | RAZEEN (USA) | |
SNOW (IND) |
血統的には、2つ上の全姉HALL OF FAMERはインドダービー馬、1つ上の全姉IMPLICIT TRUSTはBangalore Oaks (G2)で2着となっており、母もCalcutta 1000 Guineas (G3)で3着というインドきっての良血馬。4代母AMBER FOREST (GB)がインドに輸入されそれ以来しっかり根付いているようで近親には多数活躍馬がいます。5代母以前で枝分かれの近親には2013年に米・デルマーオークス(G1)を制したDiscreet Marqや2003年に東京オータムジャンプ(JG3)を制したテンビーエースなどがいます。とりわけ大事なのはSIR CECILはインドダービー馬の全弟で去勢されてないということ。この先の活躍が楽しみです。